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歯周病による身体への影響

糖尿病を悪化させる

歯周病により炎症を引き起こし、血中にインスリンの働きを妨げるTNF-αという物質が作られます。これにより血糖のコントロールが悪くなり血糖値が下がりにくくなります。その結果、高血糖が続いて糖尿病が悪化してしまいます。

誤嚥性肺炎の原因となる

誤嚥性肺炎は、誤って気管に入ってしまった唾液中の細菌などが肺に感染して起こる病気です。
誤嚥性肺炎から見つかる細菌からは、歯周病原性細菌を中心とした口腔細菌が多く検出されるため、歯周病が進行している方は誤嚥性肺炎になるリスクが高まります。

早産や低体重児出産の
可能性がある

歯周病が進行すると歯周病菌が毛細血管を通じて血液中に入り、全身を巡ります。それが羊水内に入り胎児の成長に影響を及ぼします。歯周病の妊婦さんは、歯周病でない妊婦さんに比べて早産や低体重児出産の確率が7倍にもなると言われています。

動脈硬化のリスクを高める

動脈硬化とは血管が厚く硬くなり血管が狭くなる病気です。歯周病菌による炎症から血管がつまりやすくなり、炎症を起こします。また、血管そのものを硬化させたり血栓を形成するように働いたりして動脈硬化を進行させると考えられています。

歯周病は全身の健康に
関係しています

歯周病の予防、早期発見・治療は全身の健康のためにとても大切です。
定期的に歯科健診を受けてお口と体の健康を維持しましょう!