かすもりおしむら歯科・矯正歯科・口腔機能クリニック
かすもりおしむら歯科・矯正歯科・口腔機能クリニック

ブログ BLOG

子どもの歯を守る!楽しく歯みがき習慣を身につけよう!



はじめての歯磨きから、一生の宝物、歯を守るために
お子さんの歯の健康、気になりますよね?
小さい頃から歯の大切さを教えてあげたいけれど、なかなか歯磨きを嫌がる…
そんなお悩みをお持ちのママやパパもたくさんいるのではないでしょうか。
今回は、お子さんの虫歯予防について、歯科医院ならではの視点からご紹介します。
 
お子さんの歯を虫歯から守り、一生涯健康な歯で過ごせるように、楽しく歯磨き習慣を身につけていきましょう!


なぜ子供の歯のケアが大切なの?
子供の歯は、大人の歯と比べてエナメル質が薄く、むし歯になりやすいって知っていましたか?
小さい頃にむし歯になってしまうと、将来、歯並びが悪くなったり、永久歯が生え替わるときに影響が出てしまうことも。
でもご安心ください!正しい歯磨きを習慣づけることで、むし歯を予防することは十分に可能です。


🦷むし歯の原因って?
虫歯の原因は、お口の中にいるおやつの食べカスが大好きな「むし歯菌」という小さな生き物です。
このむし歯菌が、食べカスを食べて酸を作り出し、歯を溶かしてしまうことで虫歯になってしまうんです。


⚠乳歯のむし歯が引き起こす問題
・永久歯への影響:乳歯の根の先に永久歯が作られています。乳歯のむし歯が原因で永久歯がむし歯になる可能性があります。
・噛む力の低下:むし歯が進行すると、食事がしにくくなり、栄養バランスが崩れてしまう可能性があります。
・発音への影響:前歯のむし歯は、発音に影響を与えることがあります。
・見た目の影響:むし歯があると、見た目が悪く、お子さんの自信を損なう可能性があります。


歯磨きでむし歯菌をやっつけよう!
むし歯菌をやっつけるためには、毎日の歯磨きが大切です。
歯磨き粉には、むし歯菌を退治してくれる成分が入っているので、歯ブラシを使ってゴシゴシ磨きましょう。


子供のむし歯予防の基本
子供の虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。
歯磨き粉は、フッ素配合のものを選び、大人の歯ブラシよりも毛先がやわらかい子供用の歯ブラシを使うと良いでしょう。


💡歯磨きのポイント
・仕上げ磨き:お子さんが自分で磨けるようになるまでは、必ず保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。
・歯ブラシの選び方:お子さんの年齢や口の大き声に合った歯ブラシを選びましょう。
・歯磨き粉の量:小豆粒大が目安です。
・歯磨きの時間:2~3分を目安に磨きましょう。
・歯間の清掃:歯の表面だけでなく、歯と歯の間、歯と歯茎の境目も歯間ブラシやデンタルフロスを使って清掃しましょう。


歯磨きを楽しくする工夫
・歯ブラシを選ぶ:お気に入りのキャラクターの歯ブラシを選んだり、一緒に歯ブラシを選ぶ時間を設けることで、歯磨きを楽しくすることができます。
・歯磨き粉を選ぶ:子供用のフレーバー付きの歯磨き粉を選ぶのも良いでしょう。
・歯磨きタイムをゲーム感覚で:歯磨きタイムをゲーム感覚にすることで、子供は歯磨きを遊びのように感じるようになります。
・親子で一緒に歯磨き:親子で一緒に歯磨きをすることで、子供は歯磨きの習慣を自然と身につけることができます。


食生活も大切
・甘いものを控える:お菓子やジュースなどの糖分は、むし歯の原因となるので、与えすぎに注意しましょう。
・間食の回数を減らす:間食の回数を減らすことで、口の中に糖分が長時間とどまる時間を減らすことができます。
・バランスの取れた食事:カルシウムやビタミンDを多く含む食品を積極的に摂りまし
よう。


歯医者さんに行こう!
歯磨きを頑張っているけど、やっぱり心配..そんな時は、歯科医院を受診しましょう。
・3ヶ月~6ヶ月に1回:歯科医院で定期的な検診を受けましょう
歯科医師や歯科衛生士から、お子さんの口腔内の状態や、より良い歯磨き方法についてアドバイスを受けることができます。


歯科医院で行える虫歯予防
①フッ素塗布
歯の表面にフツ素を塗布することで、歯を強化し、むし歯になりにくくします。
②シーラント
奥歯の溝をプラスチックで覆い、食べカスがたまりにくくすることで、虫歯を予防します。
③歯垢除去
歯科衛生士が専用の器具を使って、歯に付着した歯垢を丁寧に除去します。


歯医者さんって怖い?そんなことないですよ!
お子さんが歯科医院を怖がる場合は、事前に歯科医院を見学させたり、おもちゃで歯の模型を磨かせてみたりするのも良いでしょう。
当院は、お子様向けのキッズスペースをご用意しております。
 
お子さんの歯の健康を守ることは、毎日の歯磨きが大切です。
楽しく歯磨きを習慣づけることで、お子さんの一生の宝物である歯を守りましょう。
 

もし、歯について何か気になることがあれば、お気軽ににご相談ください。


この記事を書いた人は
かすもりおしむら歯科 院長 押村憲昭