歯茎から血が出る

歯茎から血が出る Worries03

歯茎から血が出てしまう方へ

出血は進行した歯周病の可能性も

歯ぐきから血が出る、歯ぐきが腫れる、歯がぐらつくなど、これらは歯周病の代表的な症状です。日本人が歯を失ってしまう一番の原因は歯周病です。歯周病が恐ろしいのは、初期は自覚症状がなく、痛みもないまま進行してしまうことです。気づいたときには歯槽骨(歯ぐきの中の骨)を溶かし、最終的には歯を失うことになります。最近では、糖尿病や心臓病、脳梗塞などの疾患と歯周病に関連性があることもわかってきました。血が出たり、腫れたりしたときは、歯周病がかなり悪化していることも考えられますので、早めにご相談ください。

抜けたままにしておくと

  • 糖尿病

    歯周病の進行が糖尿病を悪化させるといわれています。反対に、歯周病が改善することで、糖尿病の改善につながることもあるようです。

  • 心臓病

    歯周病菌は、口腔内から血流に乗って心臓にまで達することがあります。心臓で感染が起こると、細菌性心内膜炎(感染性心内膜炎)が引き起こされる可能性があります。

  • 脳梗塞

    脳の血管にプラークが詰まったり、頸動脈や心臓から血流に乗ってプラークが運ばれ、脳血管が詰まります。歯周病の人は、そうではない人に比べ2.8倍、脳梗塞になりやすいというデータもあります。

歯周病を治療して全身の
健康を守りましょう

糖尿病や心臓病、脳梗塞などの疾患は歯周病治療や予防により進行を抑えることができます。大切なのは日常のセルフケアと歯科医院での治療、予防処置です。当院では、歯周ポケットの深さやレントゲンでわかる情報などから、歯周組織の状態を把握し、歯周病の進行度合い(初期歯周病~歯槽膿漏)を判断します。その上で、患者さんにあった歯みがきの方法、歯ブラシ、歯みがき剤、歯間ブラシの選び方などを指導します。さらに歯周病の治療、予防処置として、歯石の除去、歯ぐきの状態の改善を行います。また状態によっては歯周内科、歯周外科の治療を選択することもあります。歯周病は軽いうちに治療すれば、完治する可能性もありますので、早期発見と早期治療、進行を抑えるためにも、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。