口臭が気になる

口臭が気になる Worries04

口臭が気になる方へ

生理的口臭

朝起きたときに気になる口の臭いなどは、誰にでもある自然な口臭です。睡眠時は殺菌性のある唾液の分泌量が減り、臭いが出やすいものです。特に口呼吸をしていると、口腔内が乾燥して口臭は強くなります。口呼吸は免疫力を低下させ、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるため注意しましょう。このほか、空腹時や緊張状態にあるときも唾液の分泌が少なくなり、生理的口臭が出てきます。

一般的な口臭

胃や腸など消化器系の疾患、むし歯など口腔内のトラブルが原因の口臭もあります。さまざまな口臭の原因の中でも最も大きいのが歯周病です。歯周病を治療することで、口臭を抑えられる可能性は高いです。歯ぐきが腫れている人、むし歯で穴が開いている人は、口臭がある場合も多いと感じます。当院で治療を受けることで、口臭を改善することができますのでお気軽にご相談ください。

口臭の原因となるトラブル

歯周病

歯周病になると歯周ポケットが深くなり、そこに歯垢(プラーク)や歯石が溜まってしまいます。歯周病菌は、溜まった歯垢や歯石をエネルギーにして、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物を生成します。そのため歯周病の進行は、口臭がますます発生しやすくなる環境をつくっているともいえるのです。さらに進行して歯槽膿漏になると、膿による口臭の懸念も出てきます。

むし歯、古い詰め物・被せ物によるもの

むし歯が進行して歯根まで達すると、その先にある歯周組織に膿が出てきます。
歯周病が進行したときと同様、膿が強い口臭の原因になります。一方、金属の詰め物・被せ物も取り付けてから時間が経過していると、歯垢の詰まりやむし歯再発のリスクが高まっていて、口臭の原因となることがあります。

舌苔によるもの

舌の表面にある白い苔のようなものを舌苔(ぜったい)といいます。細菌や古い細胞、食べかすなどが付着したもので、増えすぎると口臭の原因となります。舌苔が増えるのは、しっかりと噛んでから飲み込んでいないのと、唾液の分泌が少ないのが原因です。しっかり噛むことは舌をきれいに保ち、唾液の分泌量を増やす効果もあります。そして唾液は口臭の原因となる細菌の活動を抑制する働きもあるのです。しっかりと噛めなくなることが舌苔の蓄積につながり、口臭を引き起こしてしまいます。

口臭を防ぐには

基本は歯みがきによる
予防です

口臭を防ぐには、原因となる歯周病やむし歯を発生させないことが大切です。そのためにも朝昼晩の歯みがきは必ず行いましょう。中でも最も重視すべきなのが就寝前の歯みがきです。就寝中は殺菌性がある唾液の分泌が減ることもあり、歯周病菌、むし歯菌が増えやすいタイミングです。そのため、寝る前に口腔内を清潔な状態にしておき、細菌の増殖につながる食べかすなどを取り除いておく必要があるのです。朝はどうしても口臭が気になることがありますが、歯みがきを徹底して、口腔内を繰り返しきれいにすれば、口臭は防げます。

口臭はどうしたらわかる?

客観的に測定することができます

むし歯や歯周病のリスクを確認する際に、唾液検査を行います。唾液検査は口臭測定の基準となるアンモニアの量を測る項目も含まれており、同時に口臭リスクを知ることができます。口臭は誰でも気になるものですが、心配しすぎてストレスを溜めるのもよくありません。客観的な検査で、ご自身のタイプや適切な治療法を知りましょう。

予防処置で口臭を防ぎましょう

口臭を予防するにはご家庭でのセルフケア、つまり歯みがきを徹底することが大切です。ただ、歯周ポケットの中に入り込んでしまった歯垢(プラーク)、歯垢が硬化した歯石、バイオフィルムなどは、歯みがきでは取り除けません。マウスウォッシュ(口内洗浄液)などは一時的に口臭を抑える効果はありますが、歯垢除去力は高くありません。そのため、口臭の大きな原因である歯周病やむし歯の予防には、歯科医院での定期的なケアも必要です。
当院では、歯みがきでは落としきれない歯垢、歯石、バイオフィルムを専用の器具で除去することができます。 もちろん、ブラッシング指導も行いますので、セルフケアの予防効果も高めることができます。口臭を防ぎたい方は、定期的にご来院いただき予防処置を行うことをおすすめいたします。