歯並びが気になる Worries06

歯並びが悪い場合

審美修復か矯正で歯並びを
改善

歯並びが悪い場合に検討する治療法は、歯を削ってセラミックの被せ物をする審美修復と、矯正治療の2通りあります。審美修復は治療が比較的短時間で済むメリットがありますが、天然の歯を削らなければいけないのがデメリットです。歯並びの状態によっては、適用できない場合もあります。一方の矯正治療は、歯を削る必要はありませんが、完了までに時間がかかります。

矯正治療について

気になる方には矯正治療が
おすすめ

歯並びが気になる場合は矯正治療がおすすめです。成人矯正では、従来からあるブラケット(固定装置)を使ったワイヤー矯正と透明なマウスピースを用いた矯正があり、目立たないマウスピース矯正の人気が高まっています。小児矯正では、歯並びを悪くする原因となる口呼吸などを改善して顎の成長を正常にするマイオブレース矯正を行い、中学生くらいからは成人矯正と同じでワイヤー矯正またはマウスピース矯正になります。矯正にはさまざまな方法があり、状態によって適切な治療法は異なります。マウスピースだけでもiGO(前歯だけのプチ矯正)、インビザライン(歯並びが大きく悪い、全体的な矯正など)などがあり、数カ月から数年まで治療期間もさまざまです。

悪い歯並びを放置することによって起こりえること

噛み合わせの問題

噛み合わせが悪いまま放置していると、さらにバランスが崩れ、歯を失うリスクを高めてしまいます。将来にわたりご自身の歯で過ごすためにも、噛み合わせはとても重要です。歯並びが悪ければ汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病になりやすくなる上、噛み合わせが悪いと、食事が困難になったり、発音が難しくなったりします。顔の歪み、全身の歪みにつながる可能性もあります。歯ぎしりや食いしばりのクセがあれば、歯に過度の負担がかかり、顎関節症になってしまうこともあるのです。歯並びを整え、噛み合わせが改善すれば、歯が長持ちし全身の健康にも大きな価値があります。

  • 不眠症

    歯並びの悪さが歯ぎしりにつながり、顎や全身に力が入って安眠できない人もいます。噛み合わせの信号が偏って、脳が活動的な状態、常に起きているような状態になっても不眠の症状を引き起こします。

  • 視力悪化

    噛み合わせが悪いと眼球を包む骨に刺激が集中し、眼球を圧迫して仮性近視となることがあります。この状態のまま放置すると近視の状態が慢性化し、真性の近視に発展してしまう場合もあるので注意が必要です。

  • 消化不良・
    肥満

    食べ物を十分に噛まずに飲み込んでしまいがちなため、消化不良となることも考えられます。また、噛むことで脳に送られる刺激が減り、満腹感が得られずに食べ過ぎてしまい、肥満の原因となることもあります。

  • 高血圧

    特定の歯だけが噛み合っている場合、その歯だけを頻繁に使うことになります。偏った歯の使い方は首の筋肉を圧縮させ動脈を圧迫するため、血液の循環が悪くなって心臓に負担がかかり、高血圧につながることもあります。

矯正治療の注意事項

ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、装着後2~3日は痛みが出ることがあります。徐々に痛みは治まりますが、装着当初は鎮痛剤を飲むのも良い方法です。