歯が欠けた

歯が欠けた Worries08

歯が欠ける原因とは

  • 01

    むし歯

    むし歯によって歯は溶けてもろくなります。むし歯菌が外側のエナメル質を点状に溶かし、続いて中の象牙質を溶かす状態です。このとき、エナメル質に比べてやわらかい象牙質の方が溶かされやすいため、外側だけが残った空洞となり、食事などで欠けてしまいます。

  • 02

    歯ぎしり・食いしばり・
    TCH

    歯にかかる荷重は体重の2~3倍ともいわれる歯ぎしりや食いしばりにより、歯が欠けてしまうことがあります。TCH(歯列接触癖)は、上下の歯が軽く当たっている状態ですので弱い力でも長時間にわたることで大きな負担となり、歯が欠けたり、破折したり、しみたりする原因となります。

  • 03

    外傷

    交通事故や転倒など強い衝撃を受けて歯が欠けたり、破折したりすることがあります。歯のみならず口や舌なども傷づいていることが多いので、早急な対処が必要です。

  • 04

    酸蝕歯

    歯の表面を覆うかたいエナメル質が、飲食物によって酸性の状態となり、やわらかくなってしまいます。この状態で歯ぎしり、食いしばりなどのクセがあると、歯が削られてしまいます。

歯が欠けている場合の対処法

  • 小さく欠けている場合

    前歯が小さく欠けたり、すき間や穴が開いたりした場合は、レジン(歯科用プラスチック)の詰め物で治療します。セラミックや金属に比べると強度は劣りますが、部分的に修復するため余計な歯を削る必要がありません。保険適用による治療が可能です。

  • 中くらいに欠けている場合

    前歯がもう少し大きく欠けた場合は、被せ物をする必要があります。保険適用の場合はプラスチックの被せ物、保険適用外ではセラミックの被せ物を使用します。奥歯の場合、保険適用の被せ物はプラスチックか銀歯、詰め物は銀歯を使用します。保険適用外では、セラミックの被せ物、詰め物を使用します。セラミックによる治療は保険適用外ですが、安全性と審美性に優れた方法です。

  • 大きく破折した場合

    歯が大きく欠けた場合、そのまま神経を残せるようであれば全体に被せ物をします。神経が露出した場合は歯根治療を行った上で、土台を入れて強度を高め、全体に被せ物をします。歯が大きく欠けて保存が難しい場合は抜歯します。抜歯後は、周囲の歯を長持ちさせるためにも入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療を行います。

  • 外傷により脱臼した場合

    歯が脱臼(脱落)した場合は、その歯を保存液か生理食塩水、牛乳などにつけて、早急に歯科医院を受診しましょう。早い段階で、歯を再植して裏側を接着剤で固定する必要があります。迅速に応急処置が完了するほど、歯を残せる可能性は高まります。腫れたり痛みが出たりすることもあるため、必要に応じて鎮痛剤を使用します。