01
むし歯
むし歯によって歯は溶けてもろくなります。むし歯菌が外側のエナメル質を点状に溶かし、続いて中の象牙質を溶かす状態です。このとき、エナメル質に比べてやわらかい象牙質の方が溶かされやすいため、外側だけが残った空洞となり、食事などで欠けてしまいます。
02
歯ぎしり・食いしばり・TCH
歯にかかる荷重は体重の2~3倍ともいわれる歯ぎしりや食いしばりにより、歯が欠けてしまうことがあります。TCH(歯列接触癖)は、上下の歯が軽く当たっている状態ですので弱い力でも長時間にわたることで大きな負担となり、歯が欠けたり、破折したり、しみたりする原因となります。
03
外傷
交通事故や転倒など強い衝撃を受けて歯が欠けたり、破折したりすることがあります。歯のみならず口や舌なども傷づいていることが多いので、早急な対処が必要です。
04
酸蝕歯
歯の表面を覆うかたいエナメル質が、飲食物によって酸性の状態となり、やわらかくなってしまいます。この状態で歯ぎしり、食いしばりなどのクセがあると、歯が削られてしまいます。