銀歯が気になる Worries09

審美面

ギラギラな銀歯から自然な
白い歯へ

保険適用の銀歯による詰め物・被せ物は、ギラギラと光って目立つのがデメリットです。下の歯は特に目立ちやすいため、大きく口を開けたときに周囲からの目が気になる方もいるでしょう。そのため、銀歯から自然な白色の歯に変えたいという方が増え、透明感のあるセラミック素材を用いたメタルフリー治療が広まってきました。セラミック素材を用いると、周囲の歯となじんだ自然な見た目を手に入れることができます。

健康面(金属アレルギー)

金属アレルギーのリスク

アクセサリーなどを身につけた際に発症するイメージがある金属アレルギーですが、実は銀歯が原因となって発症する例もあります。銀歯からは少しずつイオンが溶けだしているため、既に銀歯のある方も、今後、金属アレルギーを発症するリスクはあります。加えて、セラミックに比べて接着性が低い銀歯は、むし歯菌が入り込む可能性も高く、再びむし歯になってしまうリスクがあります。こうした面からも、金属を使わないメタルフリー治療がおすすめです。

代表的なセラミック

ハイブリッドセラミック

プラスチックにセラミックを混ぜた素材です。プラスチックの手軽さと、セラミックの審美性を兼ね備えるのが特長で、他のセラミックよりも安価に治療することが可能です。柔軟性はあるものの、歯ぎしりなどにより耐久性が劣り、割れやすいという側面もあります。年月が経つと、少しずつ透明感が失われてしまいます。

オールセラミック

セラミックだけでつくられた素材です。天然の歯のように美しく仕上がるのが大きなメリットです。白さと透明感を兼ね備え、変色の心配もありません。審美性に優れているため、前歯に使用するのもおすすめです。近年は素材の改良も進み、強度も改善されています。

ジルコニアセラミック

内側にジルコニア、外側にセラミックを吹き付けた人工歯です。ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほどの高い強度が特長です。インプラント埋入後の奥歯に最適の素材です。ジルコニアにセラミックを吹き付ける特殊な技術が必要となるため、費用は高くなります。

メタルボンド

内側に金属、外側にセラミックを吹き付けた人工歯です。セラミックを使用するため経年による変化はありませんが、内側が金属のため、若干透明感が劣るという側面があります。加えて金属アレルギーを発症する可能性、歯ぐきが黒ずむ懸念があります。

保険診療と自費診療

美しい見た目と機能を兼ね
備えた自費診療

保険適用による治療は使用できる素材が限られます。レジンなど経年変化により少しずつ黄ばんでしまうこともあります。一方、保険適用外の治療は、審美性、機能性に優れた自然な人工歯をつくることができます。また保険適用の治療はどこの歯科医院でも費用は変わりませんが、保険適用外では歯科医院によって費用が異なります。

セラミック治療とホワイトニングを同時に行う場合

周囲と合わせて全体を美しく
仕上げます

美しい見た目、白い歯を求める患者さんから、「セラミック治療とホワイトニングはどっちを先にやったらいいの」と聞かれることがあります。一般的にはホワイトニングでご希望の白さにした上で、セラミックの補綴物を周囲に合わせてつくっていきます。一方、既にセラミックの詰め物・被せ物をしている方で、歯全体を白くする場合は、セラミックの色に合わせて全体を白くしていきます。