こんにちは！
かすもりおしむら歯科です。

噛み合わせが合わないと色々困ることもあります。
噛み合わせが合わないことでどんなことが起こるのかご紹介します。

噛み合わせ（オクルージョン）の問題は、口腔内の歯や顎の位置、関係に関連する様々なトラブルが起こってしまいます。
噛み合わせの問題があると、さまざまな症状や影響が生じる可能性があります。

噛み合わせのトラブルとその影響

不正咬合（マラクルージョン）

歯が正しく対合せず、上下の歯が正確に重ならない場合です。これは歯が正しい位置にないか、歯が不適切にすり減っていることが原因で起こります。不正咬合は咀嚼時の不快感や痛みを引き起こすことがあります。

歯ぎしり（ブリキズム）と歯軋り（クランチング）

ストレスや不安からくる癖として、夜間に歯ぎしりや歯軋りをすることがあります。これは歯の摩耗や歯痛、頭痛、顎の痛みなどの問題を引き起こすことがあります。

TMJ障害

顎関節（Temporomandibular Joint、TMJ）の問題は、顎の運動に関連しており、噛み合わせの問題が原因となることがあります。TMJ障害は顎の痛み、頭痛、顎の関節音、開口困難などを引き起こすことがあります。

歯のすり減り

歯ぎしりや歯軋り、不正咬合によって歯の表面がすり減ることがあります。これにより、歯の感度や虫歯のリスクが増加します。

噛み合わせの調整方法

歯科医療

歯科医師は、噛み合わせの問題を評価し、適切な治療法を提供します。これには、歯の修復、矯正治療、審美歯科治療などが含まれます。不正咬合や歯ぎしりによる歯のすり減りを修正するために、インプラントやクラウン、ブリッジなどの補綴物が使われることがあります。

歯科矯正

不正咬合の修正には歯科矯正が役立ちます。矯正治療は歯を正しい位置に移動させ、噛み合わせを改善するのに効果的です。

歯ぎしり対策

 歯ぎしりの問題に対処するために、歯科医師はオクルーサルスプリント（夜間用マウスガード）の着用を勧めることがあります。これは歯を保護し、歯ぎしりによるダメージを軽減します。

ストレス管理

歯ぎしりや歯軋りはストレスに関連していることが多いため、ストレス管理の技術（リラクセーション法、ストレス低減の活動など）が有用です。

TMJ治療

TMJ障害には、物理療法、口腔筋肉の強化、炎症の軽減を目的とした薬物療法、または場合によっては手術が含まれることがあります。

噛み合わせの問題は個人によって異なりますので、正確な診断と治療プランは歯科医院での受診が必要です。
早期に問題を解決することは、症状の進行を防ぐために非常に重要です。