
さまざまな原因で発症し、
全身の不調にもつながります
顎からガクガクと音がする、口が開きにくい、口の開閉時に痛みがあるなどの症状は顎関節症が考えられます。原因は頬杖などの日常生活のクセから、食いしばりや噛みしめ、抜歯後に放置した噛み合わせの悪さなどさまざまです。顎関節症を放置すると頭痛やめまい、肩こりなど全身の不調の原因にもなりますので、症状のある方、気になる方は早めに受診しましょう。
顎関節症の代表的な症状
かみ合わせに
よるもの
かみ合わせによるもの
上下の歯のバランスが乱れている場合、顎のバランスも崩れてしまいます。
左側だけ奥歯で噛めているけど右側の奥歯では噛めないなどの状態は、噛み合わせが左右に傾いてしまうため負荷がかかりやすくなります。
ストレスに
よるもの
ストレスによるもの
日頃のストレスをかかえたままだと、寝るときに歯ぎしりや食いしばりを無意識にしてしまう人がいます。
寝ている間に筋肉を緊張させて負荷をかけてしまうことで、顎関節にダメージが蓄積されていきます。
生活習慣に
よるもの
生活習慣によるもの
普段から頬杖をついたりする方やバイオリンなどの楽器を演奏する方は、左右の顎のバランスが崩れて、顎関節症を引き起こしやすいと言われています。
関節リウマチなど
全身症状に
よるもの
関節リウマチなど
全身症状によるもの
関節リウマチとは全身の複数の関節に炎症が起こり、腫れや痛みなどを伴う病気です。
関節の変形により機能障害が進行する病気のため、全身や顎関節が徐々に強張ったり重く感じたりする特徴があります。